家族が最初に気づく 認知症の初期徴候とは
2024/04/21
家族が最初に気づく 認知症の初期徴候とは
こんにちは、ヘテロクリニックの木ノ本です。
今日は年に2回ある長谷の市の日です。
朝市は午前8:00〜光則寺でやっているので、行ってきました。
天気予報から昨日まで開始が危ぶまれていましたが、
曇り空のもと無事開催でき、始まる時間少しから、すでに人が集まりにぎわっていました。
いろいろなお店が出ていて、お祭り気分が味わえて楽しかったです。
さて今日は、家族が気づく認知症の初期症状についてお伝えしていきたいと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、アルツハイマー病の特徴は物忘れです。
一方、レビー小体型認知症はというと、最初は物忘れよりも動作が鈍くなったとか、現実にはないものが見えるという(幻視)が現れます。
それぞれの疾患によって、こういった違いはありますが、
今回はご家族の方がどういった症状から認知症に気づいたのかという点で
話を進めていこうと思います。
家族が気づく認知症の初期のサインを考えるうえで、
経験者の言葉というのは重要になってきます。
「認知症家族の会」が作った家族が作った「認知症」早期発見の具体的症状というものが参考になるかと思います。
記憶障害(物忘れ)
- 今切ったばかりなのに電話の相手の名前を忘れる
- 同じことを何度も言う・問う・する
- しまい忘れ置き忘れが増えいつも探し物をしている
- 財布・通帳・衣類などを盗まれたと人を疑う
判断力・理解力の衰え
- 料理・片付け・計算・運転などのミスが多くなった
- 新しいことが覚えられない
- 話のつじつまが合わない
- テレビ番組の内容が理解できなくなった
場所・時間がわからない
- 約束の日時や場所を間違えるようになった
- 慣れた道でも迷うことがある
人柄が変わる
- 些細なことで怒りっぽくなった
- 周りへの気づかいがなくなり頑固になった
- 自分の失敗を人のせいにする
- 「このごろ様子がおかしい」と周囲から言われた
不安感が強い
- ひとりになるとこわがったり寂しがったりする
- 外出時持ち物を何度も確かめる
- 「頭が変になった」と本人が訴える
意欲がなくなる
- 下着を替えず身だしなみをかまわなくなった
- 趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった
- ふさぎ込んで何をするのも億劫がりいやがる
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