犬を飼うと健康寿命が延びる?驚きの研究データとその理由を解説!

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犬を飼うと健康寿命が延びる?驚きの研究データとその理由を解説!

2024/10/26

犬を飼うことが健康に良い影響を与えるという話を聞いたことがありますか?

 

最近の研究では、

犬を飼うことで全死亡リスクが有意に低下することが明らかになりました。

 

この記事では、その理由と具体的な効果について解説します!

目次

    犬が健康に与える4つのポジティブな影響

    1. 運動量が自然と増える

    犬を飼うと、散歩や遊びの時間を通じて運動量が自然に増加します。

     

    たとえば、毎朝犬を15分散歩させるだけでも、

    1週間で約105分の有酸素運動を行ったことになります。

     

    これだけで、厚生労働省が推奨する成人の運動基準をクリアできることになります。

     

    自分ひとりだと続けるのが難しい散歩も

    犬といっしょであれば毎日の習慣にすることができるでしょう。

     

    歩くことで心肺機能が向上し、血圧を安定させる効果が期待できます。

    2. ストレスが軽減され、心が穏やかに

    犬と触れ合うとき、
    脳内で「オキシトシン」と呼ばれるホルモンが分泌されます。

     

    オキシトシンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、

    不安感やストレスを軽減し、気持ちを落ち着かせる働きがあります。

     

    ある研究では、犬を撫でるだけで血中のオキシトシン濃度が上昇し、

    心拍数やストレスホルモンであるコルチゾールの値が低下することが確認されています。

    3. 孤独感の解消とメンタルヘルスの向上

    犬は飼い主に寄り添い、感情を読み取る力があります。

    いっしょにいることで「孤独感」を感じにくくなり、精神的な安定感を得られるのです。

     

    高齢者を対象とした調査では、

    犬を飼うことで孤独感が大幅に減少し、

    日々の生活に生きがいを感じるようになったという結果が報告されています。

    4. 社会的なつながりが増える

    犬を散歩させていると、

    他の犬の飼い主や地域の人々との交流が生まれやすくなります。

     

    これが「社会的つながり」を増やし、精神的な幸福感を高める要因になります。

     

    私の近所の由比ガ浜海岸でも朝早く犬を散歩させている人たち同士が

    楽しそうに話しているのをよく見かけます。

     

    このように犬を通して、近所の人と挨拶を交わしたり、

    ドッグランで他の飼い主と話したりと、

    地域での新たな人間関係が築けるでしょう。

    オーストラリアの研究データより

    イヌ、ネコ、魚、その他のペットでペットの飼育と死亡リスクの関係を調べた結果、

    イヌを飼っていた人たちだけが、全死亡リスクが有意に低かったことが分かりました。

     

    おそらく、犬を飼うことが身体を動かす機会が増えるからではないか

    と論文では結論づけています。

     

    ちなみに、この調査を行ったのは、国立環境研究所の谷口氏らなのですが、

    調査したのは、オーストラリアのデータ。

     

    オーストラリアの所帯事情を調べる同国で唯一の大規模調査である

    世帯・所得・労働の動向(Household, Income and Labor Dynamics in Australia; HILDA)調査の

    データを調べています。

     

    具体的には、

    2018年から4年間、

    ペットの飼育状況に関する質問票に回答した1万5,735人のデータを追跡し、

    2022年の全国死亡統計 (National Death Index)のデータとマッチングさせました。

     

    ちなみに、1万5,735人の詳細は

    平均年齢 46.1±19.1歳

    女性 53.1%

    既婚者 47.3%、事実婚 16.5%

    ペット飼育者 9.525人(60.5%)

     ペットの種類:イヌ 43.8%、ネコ 23.6%、鳥 9.7%、魚 7.7%、その他 6.5%

     

    参考)Dog, cat, bird, fish, and other pet ownership and mortality: Evidence from the HILDA cohort

    私たちの生活への5つの具体的な影響

    1. 日々の生活リズムが整う

    犬を飼うと、

    散歩や餌やりなどの世話をする必要があり、自然と生活に規則性が生まれます。

     

    これにより、朝早く起きたり夜更かしを避けたりと、

    健康的な生活リズムを維持しやすくなります。

     

    実際、私の友人は今まで朝ギリギリまで眠っていた生活だったのが

    毎朝6時に犬が散歩を催促するので、

    早寝早起きの習慣が身についたそうです。

    仕事への集中力が上がったようで、充実した日々を送っています。

    2. 新しい趣味や活動が増える

    犬を飼うことで、

    ドッグランやトレーニングクラスに通ったり、

    ペット関連のイベントに参加したりと、

    新しい趣味や活動の幅が広がります。

     

    飼い主仲間と情報を交換することで、新しいコミュニティにも参加しやすくなります。

     

    なかには、アジリティ(犬の障害物競走)の練習を始めたことで、

    自分自身も運動を楽しめるようになったという人も。

    3. 心の充実感と責任感が育つ

    犬を飼うと、日々のケアを通じて責任感が高まり、

    命を預かる大切さを実感するようになります。

     

    飼い犬が初めてお手を覚えたときなんかは、

    まるで自分の家族の成長を見ている感じがするでしょう。

     

    ただ単に日々の愛犬が喜ぶ姿や安心して寝ている様子を見ているだけでも

    飼い主にとってはうれしいものです。

     

    4. 家族や友人との交流が深まる

    犬を中心に家族で散歩や遊びをする機会が増えたり、

    友人を自宅に招いて犬を紹介することで、

    自然と家族や友人とのコミュニケーションが増える効果も期待できます。


    たとえば家族いっしょに犬の散歩をしたりすることで、自然と会話をする時間が増えたり、

    子どもも犬を通じて新しい責任感を学んだりと、

    家族の絆が強まるということはよくあることです。

    5. 心身の癒しとサポート

    犬は飼い主の感情に敏感で、

    ストレスを感じたときや疲れているときに寄り添ってくれることがあります。

     

    これが「感情的サポート」となり、

    孤独感を軽減し、精神的な健康を支える力となります。


    たとえば、仕事で失敗して落ち込んだ日、

    犬がそっと寄り添ってくれたことで気持ちが和らぎ、

    次の日に前向きに取り組むエネルギーをもらえまたりします。

    犬を飼うことで生活全体がポジティブに変わる

    犬との暮らしは、

    健康的な生活リズムを形成し、

    心の充実感や新しい楽しみを提供してくれます。

     

    さらに、家族や友人との絆を深め、

    ストレスを軽減するサポート役にもなります。

     

    結果として、犬と暮らすことで日々の生活に彩りが増し、

    豊かで前向きな人生を送れるようになるのです。

     

    犬は、私たちにとって『健康』だけでなく

    『幸せ』をもたらしてくれる特別なパートナーシップです。

    ヘテロクリニックは自分で自分の健康を守るお手伝いをしています

     

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