気づかないうちに、自分を苦しめていた思い込み ——「ちゃんとしなきゃ」「がんばらなきゃ」の影に隠れていた、もうひとつの自分——
2025/04/01
目次
「なぜかいつも、疲れてしまう」あなたへ
大きなトラブルがあったわけじゃない。
毎日やることをこなし、周りからも「しっかりしているね」と言われている。
それでも、ふとしたときに感じる——
✅「なんだかしんどい」
✅「私ばっかり我慢している気がする」
✅「誰にも責められていないのに、自分を責めてしまう…」
そんな“心の重さ”を感じたことはありませんか?
もしかしたら、それは「環境」のせいでも「人間関係」のせいでもなく、
“気づかないうちに刷り込まれた思い込み”が、自分を苦しめていたのかもしれません。
今日は、心の奥に潜んでいる「思い込み」とやさしく向き合いながら、
自分をラクにするヒントをお伝えします。
思い込みって、どういうもの?
「思い込み」とは、
自分でも気づかないうちに信じてしまっている“ルール”や“前提”のこと。
それは過去の経験や、育った環境、周りからの影響などで知らず知らずのうちに身についたもの。
そして、それが大人になった今でも、私たちの考え方や行動に影響を与え続けています。
たとえば…
✅「人に迷惑をかけてはいけない」
✅「頼られることが私の価値」
✅「完璧にできない自分はダメ」
✅「自分を後回しにするのが当たり前」
それらの思い込みは、かつての自分を守るために必要だったのかもしれません。
でも今、その思い込みがあなたの自由を奪い、心を苦しめているとしたら——
少しずつ手放していくタイミングなのかもしれません。
よくある“自分を苦しめる思い込み”5つと、その手放し方
1. 「がんばらなきゃ、価値がない」
✅ 常に全力じゃないとダメ
✅ 誰かの役に立たないと、自分の存在に意味がない気がする
こういった思い込みがあると
自分の体調や気持ちを後回しにして、限界までがんばってしまいます。
がんばらなきゃ…という想いが出てきたら
「がんばらなくても、私はここにいていい」
「私が笑っているだけで、価値がある」
と自分に声をかけてみましょう。
がんばることが前提の生き方では、いつか燃え尽きてしまいます。
“今のままの自分”を認めることが、心の安心につながります。
2. 「人の期待に応えなきゃいけない」
✅「いい人でいなきゃ」
✅「頼まれたら断れない」
✅「迷惑をかけたくない」
という想いが強いと、
他人軸で動くことがクセになり、自分の本音がわからなくなってしまいます。
こういった考えが頭をよぎったら
「すべてに応えられなくても、私は大丈夫」
「私の気持ちを優先しても、人はちゃんと私を見てくれる」
と自分に声をかけてみてください。
自分の時間や気力を削ってまで応える必要はありません。
“私はどうしたい?”という問いを、自分に返してあげましょう。
3. 「失敗したら、恥ずかしい」
✅ 人前で間違えることに強い不安がある
✅ 常に“正解”を探してしまう
✅ 過去の失敗をいつまでも引きずってしまう
こういった想いがあると、
新しいことに挑戦できなくなり、自信を失っていきます。
「失敗は、経験というギフト」
「失敗しても、私は価値を失わない」
と自分に声をかけてください。
失敗は「終わり」ではなく「通過点」です。
“失敗しても大丈夫”と思えたとき、人は大きく自由になります。
4. 「ちゃんとしていないと嫌われる」
✅見た目、言葉、ふるまい、すべてに気を配りすぎる
✅「だらしない」「抜けている」と思われることに強い恐れがある
こういう状況だと、
常に緊張していて、リラックスできる場所がありません。
「私の“自然体”が、いちばん魅力的」
「欠けているからこそ、人はやさしくなれる」
と自分に声をかけてみましょう。
完璧じゃないあなたを、好いてくれる人が必ずいます。
“ちゃんとしない私”も、大切な私の一部です。
5. 「自分の気持ちは後回しにするもの」
✅ まずは相手の気持ちを考えて行動する
✅ 自分の希望を伝えることに、罪悪感がある
これは、 本音を抑え続け、無理が積み重なっていく状況です。
「私の気持ちは、大切にしていい」
「自分を大事にすることは、わがままではなく、責任ある選択」
というように考えるようにしていきましょう。
他人の気持ちも、自分の気持ちも、どちらも大切にしていいのです。
まずは自分の声を、自分がちゃんと聞いてあげましょう。
思い込みを手放すための小さなステップ
思い込みは、長年一緒に生きてきた“思考のクセ”のようなもの。
いきなり手放すのは難しいかもしれません。
でも、少しずつゆるめていくことは、誰にでもできます。
ここでは、日常でできる3つのシンプルな方法をご紹介します。
① ノートに「自分ルール」を書き出してみる
たとえば…
✅ 〇〇すべき
✅ 〇〇しないと人に迷惑がかかる
✅ 〇〇じゃないと評価されない
といったものが出てくるかもしれません。
書き出してみることで、思い込みが“目に見える形”になります。
そこに「本当にそう?」と問いかけてみましょう。
② 「自分にやさしい言葉」を置き換えてみる
厳しい言葉が出てきたら、こう置き換えてみましょう。
✅「ちゃんとやらなきゃ」 → 「できる範囲で大丈夫」
✅「失敗しちゃった」 → 「チャレンジできたことがすごい」
✅「私なんて…」 → 「私は私で、ちゃんと意味がある」
言葉を変えると、心の景色が少しずつ変わっていきます。
③ 「今日はひとつだけ、思い込みを手放してみる」
✅ 無理に返信しない
✅ 完璧に家事をこなさない
✅ 誘いを断って、自分の時間を優先してみる
行動で思い込みをゆるめることで、
「これでも大丈夫だった」と体感できます。
まとめ:「がんばってきた自分」も、「これから変わる自分」も、どちらも大切に
気づかないうちに、
自分を縛ってきた思い込みたち。
それは、過去の自分が一生懸命に身につけてきた「生き抜く術」だったかもしれません。
だからこそ、責める必要はありません。
でも、もし今それが苦しみになっているなら、
その思い込みを“感謝して、手放していく”ことも、優しさのひとつです。
💡 今日からできることまとめ
-
自分の思い込みをノートに書き出してみる
-
自分にかける言葉を、少しだけやさしくする
-
小さな行動で「それでも大丈夫だった」を積み重ねる
自分をラクにしてあげる選択は、
これからの人生をもっと心地よく、しなやかにしてくれます。
「もう、そんなにがんばらなくても大丈夫だよ」
そう、あなた自身が、自分に伝えてあげてくださいね。
少しずつ、思い込みから自由になっていくあなたを、
私は心から応援しています。